Disk2vhd をコマンドラインから実行する方法

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バックアップの代わりとして「 Disk2vhd 」をバッチファイルから定期的に実行してみたので方法をご紹介します。「Disk2vhd」の基本的な使い方やダウンロードについてはこちらの記事を参考までに。
https://etbs.jp/blog/disk2vhd/


そろそろ時期バージョンがリリースされると思いますが、今現在のWindowsサーバー最新版。仮想インスタンス数は限定されますが、古いサーバーなどを簡単に仮想化したいときにはオススメです。
Windows Server 2012 R2 Standard 日本語版|5 CAL付

Disk2vhdのコマンド

こちらが基本となるコマンドです。

disk2vhd [-c] <[drive: [drive:]] | [*]> <VHDファイル>

利用可能なオプション

[-c] ・・・ こちらをつけると「Use Volume Shadow Copy」をチェックしない状態で実行します。
[drive: [drive:]] | [*] ・・・ バーチャルハードディスクにするドライブを指定します。

例 >> 対象のすべてのドライブをVHDファイルに変換、「Volume Shadow Copy」を利用しない場合。

disk2vhd -c * "J:\VHD\SERVER1.vhdx"

例 >> 対象のCドライブ、DドライブをVHDファイルに変換する場合。

disk2vhd C: D: "J:\VHD\SERVER1.vhdx"

応用例

今回タスクスケジューラーに登録したバッチファイルの中身です。適宜読み替えてください。

  • 実行するマシンのCドライブに「Disk2vhd」という名前で実行ファイルを置くフォルダを作成。
  • バーチャルハードディスクの作成先は同じネットワークの「192.168.1.100」というサーバーの「BAK」→「VHD」というフォルダに作成。
  • 作成するバーチャルハードディスクのファイル名は「SERCER1.vhdx」とします。
echo off
cd c:\Disk2vhd
net use J: /delete
net use J: "\\192.168.1.100\BAK" [Password] /user:[Username]
del /Q "J:\VHD\SERVER1.VHDX"
disk2vhd C: D: "J:\VHD\SERVER1.vhdx"
net use J: /delete
echo on

今回やっている内容は、標準機能の「Windows Server バックアップ」で事足りる内容ですがコマンドの紹介がてら参考までに。

自己紹介

松田 大と申しますm(_ _)m
インディーズでミュージシャンをやっていたのですがいつのまにか…

とある企業でショップのアルバイトスタッフから正社員、支店長を経てシステム部門に異動するという、開発担当としては変わった経緯を持っている方だと思います。

「Excel VBA」からスタートして、Yamaha RTX シリーズで VPN環境構築、Hyper-V環境構築、Windowsアプリ開発などを経験した後、「 WordPress 」に出会い、どっぷりハマっています。

現在勤めているETBS合同会社では、「 WordPress 」を活用したWEBサイト、業務用WEBアプリケーション開発を中心に、記事の執筆代行や掲載に必要な情報のリサーチ、映像のテロップ入れや切りはりなどの簡単な動画編集なども、まとめて行なっています。

現在、代表兼二児のパパ。子育てを通じて、こどもたちにもプログラミングの楽しさに触れてほしいと思うようになり、「 こどもICTかつしか教室 」を開講中。最近は童心に帰り、簡単なゲーム制作なんかも楽しんでいます(^_^)。

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