
VBSctipt で可能な内容だけど見た目的にEXE形式にして欲しいという要望があったので簡単ですが手順とツールをご紹介します(^ ^)。
VBScript を暗号化する
折角EXE形式にするのでそのまま行わないで先に暗号化したいと思います。暗号化には「Windows Script Encoder」を使用します。
<2016/7/22追記>
「Windows Script Encoder」はダウンロード出来なくなりましたが、「Encode and Decode a VB script」で同じようにエンコード出来るようです。
ダウンロードしたZipファイルを展開し、中のVBスクリプトファイルにドラッグ・アンド・ドロップすれば、エンコード出来ます。
インストールでエラーする場合は互換モードで実行してみて下さい。
インストールが完了したらコマンドプロンプトから暗号化を実行します。
インストール先が「C:\Program Files (x86)\Windows Script Encoder」でユーザーアカウント「dai」のデスクトップにある「mipslab.vbs」を暗号する場合は
C:\Program Files (x86)\Windows Script Encoder>screnc C:\Users\dai\Desktop¥mipslab.vbs C:\Users\dai\Desktop\mipslab.vbe
「mipslab.vbs」の中身
Msgbox("Hello!")
エンコードされた「mipslab.vbe」の中身
#@~^EAAAAA==hko8K6vJCV^G"r#OgUAAA==^#~@
VBScript をEXE形式にする
暗号化した「mipslab.vbe」をEXEに変換します。変換はMakeExeというツールを使用しました。
ダウンロード後、解凍し、フォルダ内にある「makewin.exe」に「mipslab.vbe」をドラッグ&ドロップします。
実行するとこのような形でEXE形式のファイルが生成されます。
VBScriptのアイコンを変更する
このままだとやはりEXEっぽくないので、アイコンをオリジナルのものに変更します。
アイコンの変更は今回IconChangerというツールを利用しました。
尚、参考までに今回作業を行った環境は「Windows 8.1(64bit)」と「Windows XP」です。
VBScriptを使い始めて割と最初の頃に購入しました。
直ぐに使えるサンプルも充実していて、初心者の方にもオススメです。
[改訂版] VBScriptポケットリファレンス (POCKET REFERENCE)
自己紹介
インディーズでミュージシャンをやっていたのですがいつのまにか…
とある企業でショップのアルバイトスタッフから正社員、支店長を経てシステム部門に異動するという、開発担当としては変わった経緯を持っている方だと思います。
「Excel VBA」からスタートして、Yamaha RTX シリーズで VPN環境構築、Hyper-V環境構築、Windowsアプリ開発などを経験した後、「 WordPress 」に出会い、どっぷりハマっています。
現在勤めているETBS合同会社では、「 WordPress 」を活用したWEBサイト、業務用WEBアプリケーション開発を中心に、記事の執筆代行や掲載に必要な情報のリサーチ、映像のテロップ入れや切りはりなどの簡単な動画編集なども、まとめて行なっています。
現在、代表兼二児のパパ。子育てを通じて、こどもたちにもプログラミングの楽しさに触れてほしいと思うようになり、「 こどもICTかつしか教室 」を開講中。最近は童心に帰り、簡単なゲーム制作なんかも楽しんでいます(^_^)。
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