RTXにタグVLAN設定してHyper-Vで利用する手順


先日行ったHyper-V Server 2012R2にWindows10から接続し、無償の「Hyper-V Server 2012R2」でレプリケーションした後、RTXにタグVLAN設定してHyper-Vで利用したので、その際の手順をメモがてらまとめたいと思います。


RTXの参考書籍はこちら↓↓↓
ヤマハルーターでつくるインターネットVPN [第4版] -無線LAN構築対応-


YAMAHA RTX に追加設定

今回設定したのは一世代前ですが、YAMAHAの「RTX1200」です。
追記するVLAN設定はこんな感じです。

vlan lan1/1 802.1q vid=101 name=VLAN101
ip lan1/1 address 192.168.10.1/24

ここでは、vidを「101」、名前を「VLAN101」、
lan1/1のアドレスを「192.168.10.1/24」としています。

他のセグメントからVLAN1の端末には行ける様に、逆にVLAN1の端末から他のセグメントには行けないようにフィルタ設定も追加しました。

ip lan1/1 secure filter out 10101 20101 30101
ip filter 10101 reject <対象のセグメント_1> 192.168.10.0/24
ip filter 20101 reject <対象のセグメント_2> 192.168.10.0/24
ip filter 30101 pass * * * * *
Hyper-V Server 2012R2 の設定

RTXのLAN1ポートとHyper-VサーバーのLANポートをLANケーブルで接続します。
「Hyper-Vマネージャー」を起動し、対象の仮想マシンを右クリックします。

hyper-v1

「設定」をクリックし、ネットワークアダプターを選択します。

「VLAN ID」の「仮想LAN ID を有効にする」にチェックを入れて、
「VLAN ID は、このネットワーク アダプターを経由するあらゆるネットワーク通信でこの仮想マシンが使用する仮想LANを指定します。(L)」の下にあるボックスに、先ほどRTXで設定したvid(ここでは「101」)を入力します。

hyper-v2

対象の仮想サーバにログインし、ネットワークの設定(今回の例では192.168.10.0/24のセグメント)を行えば完了です。今回、仮想サーバーの内、1台だけ外部公開したかったため、公開用として分けてみました。

自己紹介

松田 大と申しますm(_ _)m
インディーズでミュージシャンをやっていたのですがいつのまにか…

とある企業でショップのアルバイトスタッフから正社員、支店長を経てシステム部門に異動するという、開発担当としては変わった経緯を持っている方だと思います。

「Excel VBA」からスタートして、Yamaha RTX シリーズで VPN環境構築、Hyper-V環境構築、Windowsアプリ開発などを経験した後、「 WordPress 」に出会い、どっぷりハマっています。

現在勤めているETBS合同会社では、「 WordPress 」を活用したWEBサイト、業務用WEBアプリケーション開発を中心に、記事の執筆代行や掲載に必要な情報のリサーチ、映像のテロップ入れや切りはりなどの簡単な動画編集なども、まとめて行なっています。

現在、代表兼二児のパパ。子育てを通じて、こどもたちにもプログラミングの楽しさに触れてほしいと思うようになり、「 こどもICTかつしか教室 」を開講中。最近は童心に帰り、簡単なゲーム制作なんかも楽しんでいます(^_^)。

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